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金隊
 

 一日の稽古がすべて終わった夕刻、道場の壁にもたれてぐったりしているチャン・コーハンのところに、チョイ・ボンゲがこそこそとやってきた。
……ちょっとちょっと、チャンの旦那!」
「あ~? 何だよ、チョイ? 俺はもうメシの時間まで動けねえよう……
「確かにきょうもキムの旦那の稽古はきびしかったでヤンスからねえ。……でも旦那、その稽古から解放されるいい手を思いついたんでヤンスよ!」
「うほっ? ほ、ホントかよ、チョイ?」

在一日練習全部結束的黃昏時分,陳可漢正筋疲力竭地貼著道場牆壁之際,邱豐凱偷偷摸摸地湊近身來。
……喂喂,老陳!」
「啊~ 幹嘛啊,邱? 我在到吃飯時間之前都動彈不得了啦……
「確實今天金老大的訓練內容還真是夠嗆的呢。……不過老陳,我想到了一個可以從這個訓練中解放的好方法了唷!」
「喔齁? 真、真的嗎,邱?」

 

「ホントもホント、これなら100パーセントうまくいくでヤンス!」
「どっ、どういう手なんだよう、おい?」
「まずはコイツを見てほしいでヤンス」
 チョイはチャンの肩によじ登り、懐から取り出した雑誌を開いた。韓国で発行されている格闘技の雑誌で、開催間近いキング・オブ・ファイターズ関連の情報が特集されている。
 チョイが開いたページを見つめ、チャンは絶望的な呻きをもらした。

「真的真的,如此一來100%會成功的!」
「那、那要怎麼做呢,喂?」
「首先想先讓你看看這個。」
 邱一溜煙地爬上陳的肩頭,攤開從懷中所取出的雜誌。是本在韓國發行,關於格鬥技的雜誌,裡面有著即將舉辦,"King of Fighters"相關的情報特輯。盯著邱打開的頁面,陳發出了絕望的呻吟。

 

「ううう……出場が予想されるチームのところに、もう俺たちまで名前が載ってるじゃねえか……どうせ優勝したって、キムの旦那は俺たちを解放しちゃくれねえってのによう。出場したって、疲れるばっかりで何もいいことなんかねえぜ……
「そこじゃなくて、こっちを見るでヤンス! 今大会に出場が予想される強豪選手たちってコーナーでヤンスよ!」
「う? 何だ、こいつら? 揃いも揃って凶悪そうなツラしてるじゃねえかよう」
「凶悪なのは顔だけじゃないでヤンス! 経歴も相当なものでヤンスよ!」
「で、こいつらがどうかしたのかよう?」

「嗚嗚嗚……預測會出場的隊伍裡面,已經登載上我們的名字了嗎……反正就算取得了優勝,金老大也不會放我們走嘛。這麼一來就算是出場,除了累得像條狗外根本一點好處也沒有哇……
「不是看那兒,看這邊!預測這次大會出場的厲害選手們的角落!」
「嗯? 怎麼了,這幾個傢伙?
 這不是收集了一堆長相兇惡的傢伙嗎。」
「可不只是長相兇惡而已! 經歷也同樣驚人的唷!」
「所以,這些傢伙有什麼用啊?」

 

「単純なハナシでヤンス! キムの旦那には、あっしたち以上の悪党を教育しててもらえばいいんでヤンスよ!」
「おお……! チョイ、おめえは天才だぜ! そうだそうだ、そうだよなあ!」
 疲労と空腹で立てずにいたチャンは、チョイのいわんとするところを察するや否や、いきおいよく立ち上がった。
「悪は急げ──じゃねえ、善は急げだ、さっそくキムの旦那にこいつらを推薦してやらなきゃあなあ!」
「新生キムチームの誕生でヤンス!」
 どすどすと床を踏み鳴らし、チャンはチョイをかかえたまま走り出した。

「這就好辦啦! 只要讓金老大去教育那些比我們更惡劣的壞蛋就行啦!」
「喔喔…… 邱,你真是個天才啊!沒錯沒錯,就是這樣啊!」
 原來因疲勞及空腹而站不身來的陳,不知是否因為察覺了邱所想說的話,一股腦兒地爬起身來。
「惡不宜遲──不對,是善不宜遲才對,這當兒就立刻去向金老大"推薦"這些傢伙吧!」
「新生的金隊誕生了!」
 踏得地板吱嗄作響,陳就這樣抱著邱跑了出去。

 

◆◇◆◇◆

 

 夏も間近い某月某日、サウスタウンのイーストアイランド。
 本格的な海水浴シーズンを前に、まだ泳ぐ者とてほとんどいないサウンドビーチで、ふたりはその場に立ち尽くしたまま、おたがいを凝視していた。
…………
…………
 ふたりはどちらからともなく相手のほうへと歩き出した。みしみしと砂を踏む彼らの足音が、静かな波の音に重なる。
 相対距離が3メートルほどになったところで、身長2メートルを超える巨漢がいぶかしげな声をあげた。
「やっぱおめえ……ホアじゃねェか?」

時近夏季的某月某日,在南鎮東方的小島上。在真正適合海水浴的季節來臨前,幾乎完全沒有泳客的沙灘上,兩個人站在此處,彼此互相凝視著。
…………
…………
 兩人不知不覺緩緩向對方走近。腳踩砂子窸窸窣窣的磨擦聲響,與嫻靜的波濤聲重疊在一起。
 當彼此距離拉近至3公尺左右時,身高超過兩米的龐然巨漢用懷疑的口吻道。
「你果然是霍查沒錯吧?」

 

「テメェ、ライデンか!?
 応じた男の声にも驚きの色が混じっている。
「おめぇ、ギースと手を切って国に帰ったはずじゃねえのか?」
「そいつァ俺のセリフだぜ、ライデンさんよォ」
 このふたり、旧知の仲といえば旧知の仲ではある。
 一方の巨漢の名はライデン──かつてギース・ハワードの用心棒のひとりとして、黎明期のKOFに出場していた覆面のヒールレスラーである。仕立てのいい上品なスーツを着てはいるが、2メートル、210キロの巨体から放たれる威圧感は、リング上にいる時とまったく変わらない。

「你這傢伙,是雷電嗎!?」

回應的男子聲音也隱含著驚訝。
「你不是,跟基斯斷絕關係後就回國了嗎?」
「那是我的台詞啊,雷電兄。」
 這兩個人,若說是舊識的夥伴的話,的確沒錯。
 一邊的巨漢名叫雷電──以前在基斯的手下當一名保鏢,是在草創期的KOF中戴著面具出場的摔角手。雖然身上穿著名牌服飾,那兩米身高、體重210公斤的巨大身軀所散發出來的威壓感,與當年在擂臺上的時期相比依然絲毫不減。

 

 一方、パタヤビーチからそのままやってきたようなアロハ姿の男は、元ムエタイ王者のホア・ジャイ。タイトルマッチで日本人に敗れたことから身を持ち崩し、ライデンと同じくギース子飼いの格闘家としてKOFに参戦していたこともある。
 だが、ライデンが口にしたように、すでにふたりとも、ギースとは縁を切り、それぞれ祖国に戻ってもとの道に戻ったはずだった。すなわち、ライデンはプロレスラーとしてリングに上がり、ホアは現役復帰を目指してトレーニングの日──
 そのふたりが、なぜ今またサウスタウンで出会ったのか。

另一邊,就像是剛從芭達雅海灘直接過來、身著夏威夷衫的男子,則是前泰拳王者.霍查。在頭銜戰時敗給了日本人之後就一蹶不振,與雷電一同淪為基斯的走狗,也曾以格鬥家的身分參加過KOF
 然而,就如雷電剛剛所說,兩人都已經與基斯斷絕關係,各自回到祖國重操舊業才是。也就是說,雷電作為摔角手重新回到擂臺上,而霍則是以現役回歸為目標進行特訓中才是──
 這兩個人,為何如今又會在此南鎮碰頭呢?

 

 ホアはライデンに歩み寄り、体格差をものともしない挑戦的なまなざしでかつての同僚を睨み上げた。
──おいおい、まさか俺を呼び出したのもテメェかァ!?
「何いってやがる? おめえのほうこそ、いったい何の用があって俺をこんなところに呼び出しやがったんだ? ことと次第によっちゃ、昔馴染みとはいえタダじゃおかねェぜ」
「あァ!? テメェの事情なんざ俺の知ったことかよ!」
「リングを降りて久しい野郎が、ずいぶんとまた威勢がいいじゃねェか」
 マスクの下のライデンの目が細められ、危険な輝きを帯びた。それを目の当たりにしたホアの表情にも、不敵な笑みが広がっていく。

霍走近雷電,無視體格上的極大落差,抬頭睥睨著昔日"同事"
──喂喂,難道說把我叫出來的就是你這傢伙嗎!?」
「你在說什麼鬼啊? 你才是,到底是有什麼事,把我叫到這樣子的地方來啊?視乎你的答覆,即使是過去夥伴也不會輕易善罷甘休的。」
「啊!? 你的事情我怎麼會知道啊!」
「許久不曾上過擂臺的傢伙,氣勢倒還挺驚人的嘛。」
 面具下,雷電的雙眼細細瞇起,閃爍著危險的光輝。被這雙眼盯著,霍的表情反倒展露出無懼的笑容。

 

「なァ、ライデンさんよォ……ここはギースが仕切ってた頃のKOFの会場じゃねェンだぜ?」
「だから何だってんだい?」
「要するに──あの頃みてェな八百長は通用しねェってことだよ! ナメた口聞いてると蹴り殺すぞ、この肉ダルマがァ!!
「待ちたまえ、ふたりとも!」
 今まさにライデン対ホアの因縁マッチの火蓋が切って落とされようとしたその時、ふたりの気勢を殺ぐかのように、するどい声が飛んだ。

「喂,雷電兄……這裡不正是當時基斯剛開始舉辦KOF時的會場嗎?」
「那又如何?」
「總之──像當時那樣子的假比賽已經不適用了!再聽到你用瞧不起我的口吻講話的話,就用蹴擊殺死你,這個人肉沙包!!」
「兩個人都給我停手!」
 當雷電與霍兩人彼此間的因緣一觸即發、即將引爆的時刻,像是為了扼殺兩個人的氣勢般,天外傳來一聲嘹亮的嘶吼。

 

「誰だ!?
 ライデンとホアが同時に声のほうを振り向く。その視線の先には、防波堤の上に立つ東洋人の姿があった。
「きみたちが争う必要はない。きみたちをここへ呼び出したのはこの私だ」
「おっ、おめえは──!」
 こちらへとやってくる男を見据えたまま、ホアはそっとライデンに歩み寄り、低い声で尋ねた。
……おい、ライデン。あの野郎、どっかで見たことねェか? あいつ、ひょっとして──
「ああ……
 ライデンがどこかぎこちなくうなずく。
「最近のKOFじゃ常連中の常連、韓国にその人ありといわれたキム大先生だ。テレビや雑誌にもよく出てるだろ」

「是誰!?」

雷電與霍兩人同時循著聲音出處回過頭來。目光所及,在防波堤上佇立著一名東洋人。
「你們沒有必要爭吵。把你們給叫到這裡來的就是我。
「喔,你是──!」
眼睛打量著向著這邊走過來的男子,霍輕輕地靠近雷電,低聲問道。
……喂,雷電。那個傢伙,似乎在哪邊見過?那傢伙,難不成是──
「啊啊……
 雷電微微頷首。
「是最近KOF常客中的常客,在韓國那個人被尊稱為金大老師。好像經常在電視和雜誌上露臉啊。」

 

「あいつか! テコンドー界の何とかいわれて調子に乗ってる、正義の味方気取りの──
 ホアのセリフが途中で途切れた。一見すると無造作に歩いてくるように見えた男──キムの動きに、隙というものがまるでないことに気づいたからかもしれない。不安定な砂の上だというのに、キムはまったく正中線を揺らがせることなく、まっすぐにふたりのほうへとやってくるのである。

「是那傢伙嗎! 跆拳道界那個總是得意忘形、自以為是正義的夥伴的──

霍的話說到一半就打住了。或許是因為發現那一眼看去一派輕鬆踱步過來的男子──金的舉手投足之間,絲毫沒有任何破綻的緣故吧。明明是走在難行的沙灘上,金的步伐卻絲毫沒有偏離直線,筆直地朝兩人這邊走過來。

 

 ライデンは小さく咳払いし、尋ねた。
「確かあんた、俺たちを呼び出したのは自分だっていったよなあ?」
「いかにもその通りですよ、ライデンさん」
「で、人格者のキム先生が、いったい俺たちに何の用だい?」
「単刀直入にいいましょう」
 キムはライデンとホアを交互に見やり、敢然といい放った。
「あなたがたには、私とチームを組んで今度のKOFに出場していただきたいのです」

雷電輕輕咳了一聲,詢問道。
「你剛剛確實說了,是你把我們給叫出來的吧?」
「的確是如此,雷電先生。」
「那麼,人格高尚的金老師,找我們倆到底有何貴幹?」
「那我就單刀直入地說吧。」
 金來回地望著雷電和霍,決然地說道。
「我希望這次你們兩個,能和我共同組隊參加這屆的KOF

 

「はぁ? 俺たちが──
「テメェとチームを組むだとォ!?
「いかにもその通りですよ、ホアさん」
 白いポロシャツ姿のキムは、唖然としているふたりの前で腕を組み、いまさらのように沈痛な表情を浮かべた。
「私からいわせれば、あなたがたはたいへんな才能の浪費をしている」
「な、何だァ、いきなり?」
「それだけの才能を持ちながら、ギース・ハワードのような悪党と手を組み、八百長試合などに手を染めるとは、これが才能の浪費でなくて何だというのです?」

「哈? 我們倆──
「跟你一起組隊!?」
「正是如此,霍先生。」
 穿著白色POLO衫的金,在啞口無言的兩人面前雙手抱胸,並露出痛心疾首的表情。
「要我來說的話,你們兩位實在是太浪費優秀的才能了。」
「怎、怎麼了,突然之間?」
「擁有這般的才能,卻跟基斯.哈瓦特那般的惡棍聯手,打假比賽云云,這不是浪費才能的話又算是什麼呢?」

 

「いや、あのなあ、キムさんよ。俺たちはもう、ギースの野郎とは手を切ってだな──
「そっ、そうだよ、俺たちァ……な、なあ、ライデン?」
「ああ、まっとうな格闘家として第二の人生を踏み出してるんだ」
「そこで私は心に誓ったのです」
 ふたりのセリフなど耳に入らなかったように、キムは続けた。
──私があなたがたを正道に戻してみせようと!」
「げっ!? お、俺たちを正道に戻すって……ま、まさか──
「KOFの激闘を通しておのれの中の悪と戦い、これを打ち払う! それを私がお手伝いしようというのですよ! それが私の使命なのだと!」

「不,我說,金先生啊。我們已經跟基斯那傢伙分道揚鏢了啊──
「說、說得沒錯,我們倆……對、對吧,雷電?」
「啊啊,現在正為了成為一名堂堂正正的格鬥家而準備展開人生的第二春呢。」
「於是我就在心裡面發誓。」
 對兩人所說的話充耳不聞,金繼續說道。
──我要將你們兩人重新導回正途!」
「欵!? 將、將我們兩個重新導回正途……難、難道是──
「透過KOF的激鬥與你們內心的邪惡交戰,並將之驅除!
 我會幫你們一把的! 這也是我的使命!」

 

 拳を握り締めてひとり感動しているキムをよそに、ライデンとホアは顔を見合わせた。
「お、おい、ライデン! こいつはもしかして──
「ああ、間違いねェな。噂に聞くキムの教育ってヤツだぜ、こりゃ」
「それがどうして俺たちのところに来るんだよォ!? こっちはもうギースとは手を切ってんだぜェ!?
「そりゃそうだが、じゃあ善人かっていわれりゃあ、俺もおめえも、はいそうですとは答えられねえしなあ」
 こそこそと内緒話を続けるふたりにも気づかず、キムは正義をおこなうことの崇高さと、その先に広がる明るい未来──ついでにテコンドーの素晴らしさを語っている。

看著緊握拳頭一個人在那邊感動不已的金,雷電與霍兩人面面相覷。
「喂、喂,雷電! 這傢伙意思難道是──
「啊啊,肯定沒錯。這肯定就是傳聞中金的"教育"那玩意啊。」
「可是到底為什麼會找上我們啊!?明明就已經跟基斯那傢伙斷絕來往了啊!?」
「雖然是這樣子沒錯,不過若被人問到是不是好人來著,我跟你也都沒辦法回答說是的沒錯吧。」
 絲毫沒有察覺兩人偷偷地在講悄悄話,金正滔滔不絕地述說著推行正義的崇高,以及之後廣闊光明的未來──並順便大談跆拳道的美好。

 
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 それを横目に見ながら、ホアは舌打ちした。
……いっそやっちまうか、ここで?」
「そんなマネしてみろ、おめえ、ムエタイのリングに復帰するどころじゃなくなるぞ?」
「じゃあどうすンだよ、おい!? 本気でこいつと組んで出場するってのかァ?」
「考えようによっちゃ、悪い話でもねえぜ、ホア」
「何だと?」

側眼看著金,霍不禁咋舌。
……要在這裡幹掉他嗎?」
「你可以試試看啊,這樣一來你可就別想能再回到泰拳擂臺了喔?」
「那不然要怎麼辦啊,喂!? 真的要跟他一起組隊出賽嗎?」
「稍微考慮一下,你就不會抱怨了,霍。」
「你說什麼?」

 

「この先のことを考えりゃ、KOFで名を売っとくのは悪いことじゃねえ。優勝チームのメンバーって箔がつきゃあ、俺はギャラの交渉がしやすくなるし、おめえだって、ダーティーなイメージを払拭してカムバックがしやすくなるってもんだろう?」
「そうか……人格者のキムのお墨つきがありゃあ、確かにな……
「どうってこたあねえさ、こいつと組んでる間だけ、ま、テキトーに調子を合わせてりゃあよ」
「それに、KOFならジョーの野郎も出てくるだろうしな。クヒヒヒッ……
 顔を見合わせていたふたりが、同時ににやりとほくそえんだ。

「稍微為未來作打算,藉著KOF來打響知名度也不差啊。優勝隊伍的成員就像鍍了金一樣,我在交涉表演酬勞時會變得更容易,你也能夠一掃原有的骯髒形象而更有望東山再起不是?」
「這樣啊……有人格高尚的金加持的話,確實是如此啊……
「結論就不用多說了吧,反正,跟這傢伙組隊期間,就適當地敷衍他一下吧。」
「而且,說到KOF的話,東丈那小子也會出場的吧。咕嘿嘿嘿……
 相視而望的兩人,不約而同地發出竊笑。

 

◆◇◆◇◆

 

 新生キムチーム誕生──
 そのニュースはたちまち全世界を駆けめぐり、あらたに加わったライデンとホアを知る者たちを少なからず驚愕させたが、その影で欣喜雀躍している凸凹コンビが存在したことは、意外に知られてはいない。

新生的金隊誕生了──

這項消息轉瞬間就傳遍了全世界,讓那些知道新加入的雷電與霍查的人們感到相當驚愕,不過意外地,卻沒人留意到那對為此感到歡欣雀躍的凹凸組合。

 


─ 
END 
 
 

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